新型コロナウイルス感染症治療薬・経口剤
開発中の物 2021/10/1現在 厚生労働省発表
モルヌピラビル MSD 抗ウイルス薬(RNAポリメラーゼ阻害薬)予防、軽症~中等症I(第III相)
現在、日本を含む国際共同第III相試験を実施中。経口剤。本試験の中間解析において統計的有意差が示されたと発表されている。FDAによるEUA等を前提として、メルク社が米国政府と購入に関する契約をしたことが発表されている。
AT-527 中外製薬 抗ウイルス薬(RNAポリメラーゼ阻害薬)軽症~中等症I(第III相)
現在、日本を含む国際共同第III相試験を実施中。経口剤。
PF-07321332 ファイザー 抗ウイルス薬(プロテアーゼ阻害)予防、軽症~中等症I(第III相)
現在、日本を含む国際共同第III相試験を実施中。経口剤。
S-217622 塩野義製薬 抗ウイルス薬(プロテアーゼ阻害)無症候、軽症(第III相)
現在、国内第II/III相試験を実施中。経口剤。
ネルフィナビル ― 抗ウイルス薬(プロテアーゼ阻害) 無症候、軽症(第II相)
現在、長崎大学病院が医師主導治験を実施中。経口剤。
イベルメクチン 興和 抗ウイルス薬 軽症~中等症I(第III相)
寄生虫薬として国内で承認を受けている。本薬の発見により、北里大学大村智特別栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞(2015年)。北里大学病院が医師主導治験を実施中。興和が国内第III相試験を実施中。
各薬剤ともに最終段階である第Ⅲ層試験
早ければ今年中、遅くても来年中には申請の上で認可され医療機関や薬局へ出回り始める可能性が高い。後わずかで新型コロナウイルス感染症は自宅療養で治療可能な病気となるだろう。
参照サイト:厚生労働省ウェブサイト
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