日本と中国の軍事力差

2021/10/16

軍事力差 戦力差 中国 日本

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 日本と中国の軍事力差

状況は大東亜戦争前夜さながら

 古来より文化的交流の深い隣国中国であるが、仏教、漢字など様々な技術が伝来した中国とは別の国である。同じ地域の中で古来より幾多の王朝によって治める勢力が変わっている。なので、現在向き合っている中国という国は近代中国という過去の国とは違う。その国は現実問題として、先日の日本、アメリカ、イギリス、オランダ、カナダ、ニュージーランド。そして、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの共同訓練で分かるように、明らかに日本の仮想敵国である。中国の状況は大東亜戦争前の日本の様な様相を呈している。

この状況の中で日本は単独で近代中国と軍事的にどの程度の差があるのか、Global Firepowerのサイトのデータにて比較したい。

人員

即動員可能な軍人の数
日本:250,000 差分-1,1935,000
中国:2,185,000

 予備要員
日本:55,000 差分-455,000
中国:510,000

準軍組織
日本:14,000 差分-646,000
中国:660,000

財政

国防予算
日本:$51,700,000,000 差分$-126,500,000,000
中国:$178,200,000,000

空軍力

 総航空機
日本:1,480 差分-1,780
中国:3,260

戦闘機
日本:256 差分-944
中国:1,200

 陸軍力

 戦車強度
日本:1,004 差分-2,201
中国:3,205

海軍力

 艦隊の強さ
日本:155 差分-622
中国:777

航空母艦
日本:0 差分-2
中国:2

単独では大東亜戦争と同様に物量で劣る

一部のデータで比較してみただけで、物量面においては単独では勝ち目がない。人材、兵器の性能といった面では日本に利があったとしても、人数の単純計算であっても中国からすれば4人で1人の兵隊を抑えれば勝ちである。

更に、中国の所有核弾頭の数では350発。アメリカの3,800発の後ろ盾が無ければ、単独国家としての核抑止力は中国の表明している核兵器先制攻撃をしないという誓いだけである。 

このブログでは日本の独立国として尊厳と影響力を維持することのできる段階へ進むことを希望している。その意味では、日本の国防予算のGDP比は2%どころでは仮想敵国と対峙する上では不十分である。

個人の幸福、経済的な豊かさの前提は、それを享受する人命が存在することが大前提であり、国防安全保障への予算分配は仮想敵国が存在する限りは最優先とも言える。食糧生産や輸出品を生産しても、それを消費する国民が亡くなっていては、その資源をそのまま敵国にくれてやるために生産しているのと同じである。

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