驚きの一ヶ月と、他のオミクロン株の増加傾向の国との比較
正月ボケで眠ったような頭で驚愕する
Our World in Data様よりデータ引用 日本で感染者の拡大が極端だとかいった情報が入ってこない、というより遮断していた年末年始。
ふいに見てしまったOur World in Data様のオミクロン株の割合。
ここから好奇心と不安が一気に噴出してしまい、今に至る。
見ての通り日本は先進国の中でも群を抜いてデルタ株がオミクロン株に完全に置き換わられようとしている途上である。
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先進国の中でも12月一ヶ月の角度が異常
グラフの通り、中旬からの伸び幅が先進国の中で圧倒していることが明らかである。
オミクロン株の増加が新規感染者数との関連性はあるのか
このグラフから、日本の新規感染者数が極端に少ない中で、オミクロン株がデルタ株の繁殖を抑え込んで、自らが取って代わろうとしている事が明白だ。
イギリスなどを例にあげればオミクロン株が原因という結論を出しかねないが、日本が顕著なケースといえる。
オミクロン株置き換わりでの死亡者数への影響は
これもオミクロン株の置き換わり率が中段階のアメリカがトップを走り続けているにも関わらず、日本は死者数への影響が全く見受けられない。
日本ではオミクロン株が置き換わっているにも関わらず、重症化や死者数への影響が見られない。
世界で統計を出している国の中で4番目にオミクロン株へ置き換わった国・日本
1位:マルタ2位:ボツワナ
3位:南アフリカ
4位:日本
5位:オーストラリア
以下、この国の中での比較で検証していきたいと思う。
新規感染者数との関連性
マルタが突出して感染者数が多い、オーストラリア、ボツワナは上昇傾向といったレベルで、あれだけ感染拡大で騒がれた南アフリカはむしろ患者数は減少傾向であった。オミクロン株と死亡率との関連性
確かに日本は底辺を安定しているが、死者数は高いレベルなのかと問われれば、他の国はバラけている。そこで、これらの国のここ1年の推移を見てみたい。
これらの国々は16人(100万人あたり)とか、6人とか、現在よりも明らか多い死者数であった7月毎に対して、現在ではかなり静かな部類である。オミクロン株への置き換わりが進行している事が、致死率を上げたり感染者数を極端に増加させる根拠はこの統計をみる限りでは否定的に考えたほうが良い。
しかし、とんでもない後遺症をもたらす可能性があるかもしれないし、病なので安全という言葉は無い。感染しないことに越したことはない。
そこで、ワクチン2回接種率の比較も加えてみた。
ワクチン2回接種率の比較では
オミクロン株の置き換わり率の1位であるマルタは、日本よりも高水準の接種率であったにも関わらずこの現状である。
また、南アフリカとボツワナの接種率の低さ。
2回ワクチン接種率がオミクロン株への置き換わりを抑止する効果は無いと判断した方が良さそうな統計比較である。
私の推測
これらを踏まえ、これはウイルスの株同士の戦争であり、以前デルタ株が一挙に広まった様に世界中がオミクロン株への置き換わりが進んでいく過程と捉えられる。
そして、医学的な比較は専門家の方へお任せするとして、主観としては、オミクロン株が 重症度を高めたり致死率を高める根拠は今の所乏しいのではないかと考える。
日本人としてはこのまま早い段階でオミクロン株置き換わり率が100%へ至って、計画通りに医療従事者・高齢者の早期接種が開始され、経口治療薬とカクテル療法で重症化は現在以上に改善されていくものと予測する。
これまでの統計の中で、日本人の死者数が跳ね上がっているデータが一つとして無かったということは、これまでに第5波等危険な状況に陥ったにも関わらず、感染対策意識の高さ、科学的には証明されていない体質的な理由、栄養状態の良さ、成人病患者の数等において、日本は他国に比べ優位な国と証明されている。
今回のオミクロン株の増大は、私達の感染対策の問題というよりも、目に見えないミクロの世界でデルタ株とオミクロン株の縄張り争いが原因ではないかと締めくくる。
専門家の方々による解析結果が待たれるし、 この病気の重症化リスクのある方々への感染が少しでも減少することを切に願い締めくくることとする。
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