サイバーセキュリティ・AI人材を募集と敵基地攻撃能力の保有について 令和4年1月28日 岸防衛大臣閣議後会見より

2022/01/30

AI NATO サイバーセキュリティ 岸 防衛大臣 人材募集 敵基地攻撃能力の保有 防衛大臣閣議後会見

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岸防衛大臣の頼り甲斐

防衛大臣閣議後会見

 先程も北朝鮮からミサイルの発射が報道されたばかりであるが、以下は2022年1月28日の閣議後に行われた記者会見にて岸防衛大臣より心強い発言があったのでご紹介したい。

防衛省直轄のサイバー・AI人材募集

先日、当サイトの「自衛隊直属の情報機関(諜報機関)の創設を望む」でも触れたのだが、軍事機密の漏洩や、有事の際のサイバー攻撃による反撃能力の無力化などに対応するためには、日本国内に人材は少なく税金の投入も少なく感じている。

そんな中、岸防衛大臣より、 サイバーとAIのプロフェッショナルの職員募集があった。

自衛隊直属のインテリジェンス設置を希望する私としては、その両輪となる部署と感じた。そして、「はぁ~、もっと学生の時分に勉強しておくべきだった」と反省している。

防衛省内部部局非常勤職員(サイバーセキュリティ統括アドバイザー)

職務内容:サイバーセキュリティ統括アドバイザーは、サイバー領域における最新技術やサイバー攻撃の最新動向等に関する高度な知識・スキル及び豊富な経験・実績をもとに、防衛省・自衛隊全体のサイバー防衛能力強化のために必要な施策について研究し、最高情報保証責任者(CISO)などに助言等を行います。
期限:令和4年1月28日(金)~令和4年2月16日(水)
募集ページ

防衛省内部部局非常勤職員(AI・データ分析官)

業務内容:人工知能(AI)及びデータ分析に関する高度な知識・スキル及び豊富な経験・実績を有するAI人材を採用し、AI活用の現場において実務面から指導・助言を行う。
期限:応募締切り 2022年3月25日(金)
募集ページ

併せて、本省課長補佐級(防衛政策局 戦略企画課 宇宙・海洋政策室部員)、本省課長補佐級(防衛政策局 戦略企画課 部員)も募集中である。腕に覚えのある読者の方がおられれば是非ご応募頂きたい。

「敵基地攻撃能力」の保有も含めあらゆる選択肢を検討

公の場で米軍からも信頼の厚い現役防衛大臣が発言するという意味深さを、近隣諸国、そして、準同盟国と位置づけられる国々のインテリジェンスは反応せざるを得ないだろう。

好意的か敵対的かはそれぞれであるが、短期間に継続して続くミサイル飛行実験に対して、日本からの圧力には攻撃も辞さないというメッセージと受け取ったに違いない。 

NATOにグローバル・パートナー国として所属する日本は、所属していない国からのミサイル攻撃にせよ、所属しているにも関わらず紛争の原因となっている国に対しては、 欧州・北米の30カ国と協力して、政治的・軍事的に対抗していく必要がある。

そのために、敵基地攻撃能力と同じくらい重要なのが、集団的自衛権の行使。

憲法上それが明記されるように世論が盛り上がることに期待したい。

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