先進国の新型コロナウイルス感染症の状況とブースター接種の進捗具合
世界の状況に目を向けて
日本国内での感染拡大は落ち着きを見せ、アフター・コロナの話題も盛んに持ち上がり始めている。
では、世界の状況はどうか、改めて目を向けていきたい。
比べてアメリカはピークアウトし227.98人と低いとは言えない状況を維持している。
しかしここ最近で一気にドイツが感染者を拡大をしており、381.54人と増加傾向である。
それに比べ日本は1.50人と極端に低い状態をキープできている。
10万人あたりの死亡者数(7日平均)
死者数で見ると、アメリカは感染者数ではイギリスよりも低いにもかかわらず3.51人(10万人あたり)と、イギリスの2.44人よりも致死率が高い状況である。ドイツも感染者の増加とともに死者数も増加傾向で1.72人。
日本は0.03人と第6波から低い水準のまま更に減少傾向である。
対人口比の2回接種率
アメリカは57.37%と他国と比べ低い水準で勢いが止まってしまっている。カナダ、日本、イタリアは70%超えで出だしで躓いた日本であるが目標としていた国民の7割接種は達成できている。
ブースター接種の伸び率
グラフは100人あたりの接種人数であるが、イギリスの加速度が極端な伸びで16.01人とワクチン接種を行った人の内16に1人は3回目接種が済んでいる状況である。これだけの速度で接種が行える体制づくりは流石である。アメリカは7.74人とイギリスの半分以下であるが伸び率は悪くない。
接種体制の厚さは英米に一日の長があるようである。
その他の情報
3回目接種の開始時期
日本国内での医療従事者対象の3回目接種の開始時期は12月予定。
高齢者対象の3回目接種開始は1月予定。
ソースは厚生労働省の事務連絡より
薬局における新型コロナウイルス感染症の経口治療薬の配分に係る医薬品提供体制の整備
対応薬局は二次医療圏(数の市町村をまとめて1単位)に少なくとも1薬局以上。
医療機関から送付された処方箋に基づき、患者宅へ直接薬剤を届ける体制や、地域の運送業者と連携して配送する体制など、患者が薬局に来所せずに手に入る体制の構築を検討する。
承認済の新型コロナウイルス治療薬(令和3年11月5日現在)
レムデシビル
デキサメタゾン
バリシチニブ
カシリビマブ・イムデビマブ
ソトロビマブ
現在開発中の主な新型コロナウイルス治療薬(令和3年11月5日現在)
ファビピラビル
モルヌピラビル
AT-527
PF-07321332
S-217622
ネルフィナビル
イベルメクチン
AZD7442
トシリズマブ
ソースは厚生労働省HPより
0 件のコメント:
コメントを投稿