ロシアがザポリージャ原発を制圧

Foxnews様より ロシアが原発を確保する理由

ロシアがウクライナ原発を確保し続けるのは、ヨーロッパ全体の人命を人質にして、NATO軍を後退させる目標達成に向けた交渉圧力を上げる戦略との記事があった。

無論、切り札の原発爆破を使用した場合、ウクライナでは二度目の原発事故を引き起こし、ロシアを含むヨーロッパ諸国に死の灰が降り注ぐ事態となる。

つまり、ロシア側は原発を核兵器以外の核攻撃の手段として使用する意図がある。

現時点で、チェルノブイリ、ザポリージャが占拠されている。

残る原発は3つ

原子力資料情報室様の情報によれば、ウクライナには…

チェルノブイリ（ウクライナ北方）　4基
ザポリージャ（ウクライナ南東部）　6基
南ウクライナ（ウクライナ南部内陸）　3基
フメルニツキー（キエフ西方）　2基
リウネ（ウクライナ北西部）　2基

これらの原発が存在し、この内チェルノブイリ、ザポリージャはロシアによって占拠された。

次に狙われる可能性がある原発は

ザポリージャの西にある南ウクライナ原発がターゲットになる可能性がある。

南部のニコラエフより北上し進行するのではないかと、私見では推測する。

または、キエフからそのまま西方へ軍を進めフメルニツキー、北上してリウネと抑えるか、ベラルーシから別働隊で南下し先にリウネ、南下してフメルニツキーを抑えると考えられる。

占拠された全ての原発が核兵器の代用品として使用される可能性を頭に入れておかねばならない。

この事態が意味するところは

日本が侵攻を受けた場合にも同じことが起こりうると考えておかねばならない。

日本原子力文化財団様によれば日本の既設炉は…

泊
東通原子力
女川原子力
柏崎刈羽原子力
志賀原子力
東海第二
敦賀
浜岡原子力
美浜
大飯
高浜
島根原子力
伊方
玄海原子力
川内原子力

詳細は省略するが、日本に核兵器が無くとも原発を占拠してあらかじめ設置された核兵器代わりに使用されかねない。

避難先・方法が絞られる島国日本

また、隣接国が無い日本国民は制空権と制海権を奪われると子供・女性・高齢者の国外避難も不可能である。

同盟国アメリカへ逃げるにもグアム、ハワイ、アメリカ本土とかなりの距離がある。

その脱出方法・経路も国会では既に立案してなくては遅いくらいだ。