陸上自衛隊 第1空挺団の重要性

 空挺団の任務とは

以下、Wikipediaより引用である。

第1空挺団は空中機動作戦、即ち航空自衛隊の輸送機（C-1・C-130H・C-2）からの落下傘降下による空挺作戦（エアボーン作戦）と、陸上自衛隊のヘリコプター(UH-1J・UH-60JA・CH-47J/JA・UH-2・V-22)を使ったヘリボーン作戦を展開する能力をもった空挺部隊である。また、各国軍の空挺部隊と同様、精鋭軽歩兵としての位置付けがなされている。そのため、正規軍相手の防衛作戦以外に、ゲリラコマンドの潜入に対して即応することを要求されている。

海は水陸機動団なら陸は空挺団

仮に自国の島しょ部や沿岸部が占拠されてしまった場合は、いわゆる海兵隊と同じ意味合いを持つ水陸機動団という軍団が対処するが、首相官邸や民間ビル、学校などを何者かに占拠されてしまった場合、それに立ち向かうのは空挺隊の任務となろう。

人質とされた非戦闘員の救出や、拠点の奪還が主な任務となる。

在ペルー日本大使公邸占拠事件は日本人であればよく覚えておられる方も多いのではないだろうか。あれはペルー海軍特殊作戦部隊を中心とした軍・警察の合同特殊部隊が公邸に突入によって解決をしたが、そうした作戦目的としても使われる可能性がある。

しかし、日本の空挺隊は担当地域が日本全国と限定されているため、現法律内では海外拠点における邦人救出におもむことはできないが、仮に法改正が行われ特例措置が設けられれば、その限りではないかもしれない。

部隊の活動はどんなものか

以下に紹介する作品は、旭日の艦隊という映像作品の中での空挺隊の敵拠点攻撃作戦の様子だが、架空の物語とはいえ解りやすいと思われるので、こちらでご紹介しておきたい。現法では日本の自衛隊はここまでの活動は行えないことはご了承頂きたい。

旭日の艦隊　第14話　総統要塞襲撃

荒巻義雄先生原作のこの作品を紹介したのに他意はなく、解りやすく役割が紹介されていたのでご紹介した事をご了承いただきたい。個人的に日本はドイツとイタリアとは同盟を結ばずに、極東の開放のみを目的に戦うべきであったと考えており、その間に他国に付け入る隙を与えるべきではなかったと考えている為である。